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津波と集団心理の因果関係
ヒロが遊びにきた。久しぶりに山梨から出てくることが出来て嬉しそうだった。駅の喫茶店でお茶しながら最近撮った写真を見せてもらった。フィルムの現像を何本かウェイトレスに頼んでから改札の方に歩いていった。そこで偶然m-floのバーバルさんに会って、「あれー?元気ー?」「元気元気ー」なんてことになって、みんなでご機嫌に喋っていた。そしたらリサさんが携帯片手に慌てて来て「今震度3の地震があったって。気付いた?」と言って、「あ!来る!」と誰かが叫んだ。周り中の人達がみんな猛然と走り出した。私も走った。「何が来るの何が来るの」と聞きながら訳もわからず一目散に走った。どうやら津波がくるらしい。線路沿いの道をひたすら走った。私たちは早めに走り出したので先頭集団だった。隣をマラソン選手が走っていて、ココに力を入れてはいけないとかいろいろアドバイスをくれた。だけどそのマラソン選手は肉離れを起こしていたので、脱落していった。必死で走ってもなかなか先に進まない。ちっとも津波が来る気配もない。しかし、確かに津波は来ていた。大量の人間が一つの方向に向かって必死で走っているさまはまさに津波そのものであった。
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